俳優金山一彦(50)の妻で、誹謗(ひぼう)中傷や脅迫まがいの抗議文が送りつけられたことを明かした大渕愛子弁護士(41)が、それらを公開した理由を説明した。

 大渕弁護士は第3子妊娠中で、ブログでは妊娠中の生活などについてつづっているが、先月20日に更新した際、コメント欄に書き込まれた誹謗中傷コメントを公開し、「さすがにこれは度を超えている」として法的措置を取る構えを見せていた。

 11日には、事務所に届いたというはがきを公開。「批判されるのがイヤならSNSをやめろ、訴訟を起こせば起こす程イメージダウン」などと書かれた文面も明かし、「批判されるのがイヤなのではなく、度を超えた違法なコメントを書いたことについては、しかるべき法的責任を引き受けるべきだと考えているだけです。正当な批判と度を超えた違法なコメントは、全く違うものなので、その違いはしっかり認識して欲しいと思っています」との考えをつづった。

 翌12日のブログでは、心配するファンに「ご心配のお声もたくさん頂きましたが、仕事柄、人にはさまざまな憎悪や闇や鬱憤(うっぷん)があるのはよく分かるので、私は大丈夫です!」と返答。「法的措置が功を奏するかどうかは、ケース・バイ・ケースで、こちらの努力ではいかんともし難い面があります」としたが、「でも、ここで公開することで問題意識を共有できて、目的の半分以上達することができます。公開しない方が…というご意見も頂きましたが、これからも意味があると思えば公開しようと思うので、お付き合い頂ければ幸いです」と誹謗中傷に対する毅(き)然とした態度を示した。