歌手八代亜紀(67)と佐々木秀実(38)が14日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた「インペリアルジャズ2018」に2人で出演した。演歌の八代とシャンソンの佐々木が、ジャズの名曲、そして自らのヒット曲をジャズのリズムに乗せて歌った。

 八代はジャズのスタンダード「You’d be so nice to come home to」を披露。日本レコード大賞大賞曲の「黒い花びら」(59年)と「雨の慕情」(80年)をジャズにアレンジして歌った。

 ジャズとの出会いについて、八代は「12歳でジュリー・ロンドンに出会ったのがジャズのきっかけ。ハスキーボイスで、そのリズムにビックリしました。それまで浪曲ばかり聞かされていたけど、ジャズもいいなと思いました」と、ロンドンの代表曲「Cry Me A River」を歌い、さらに「Fly Me to theMoon」を佐々木とデュエットした。

 佐々木は、他に「恋人よ我に帰れ」「焦がれ星」「サン・トワ・マミー」などを歌った。