女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の15日に放送された第117話の平均視聴率が20・7%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

 これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、つくし食堂2号店の開店へ向けて、五平餅の特訓を続ける鈴愛(永野芽郁)だったが、ようやく仙吉(中村雅俊)から合格をもらった。そこへ萩尾家にお使いから帰ってきた花野(山崎莉里那)の手には、鈴愛が描いた漫画「一瞬に咲け」を隠すように持っていた。律に漫画家をやっていたことをバラされ、キレた鈴愛は抗議の電話をした。その夜、ふと誰もいない茶の間でチラシの裏側に漫画のキャラを久々に描くと、その画を見た仙吉は「花野に描いてあげたらいい」とアドバイス。そして鈴愛は花野のために絵を描いてあげた。同じ時、宇太郎(滝藤賢一)は花野に鈴愛の描いた漫画を読んであげていた。その場を見た鈴愛は「恥ずかしい」と照れると、花野は「感動した」と驚きの反応が返ってきた、という内容だった。