女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の17日に放送された第119話の平均視聴率が21・6%、18日放送の第120話が22・2%(ともに関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

 これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、仙吉(中村雅俊)が亡くなり、楡野家では葬儀が執りおこなわれていた。家族みんなが寂しい気持ちでいたが、仙吉は笑顔のような、いい顔で亡くなっていた。花野(山崎莉里那)はしばらくの間、様子がおかしく、鈴愛としか寝れなくなっていた。つくし食堂2号店の内装のほぼ出来上がり完成間近となったが、なかなか店の名前が決まらないでいた。そんな時、仙吉から店の名前を聞いていたことを花野が明かすと、一家は皆で聞き出そうとする。しかし花野は「ないしょ」と仙吉との約束を守るため言おうとしなかった。そこで鈴愛は律(佐藤健)に電話をかけ、聞きだして欲しいと頼んだ。すると花野は「ゴ」「ヘ」とだけ言うと鈴愛は仙吉が口癖だった「五平五升」を思いだし確認すると第2希望だということが分かった。しかし、第1希望は約束を守り言おうとしなかった。晴らは家中を探し回るも、ヒントになるものは見つからなかった。聞き出す手段が見つけられない中で、鈴愛は妙案を思いつき、律に家に電話する。しかし電話口に出たのは律の妻のより子(石橋静河)だった、という内容だった。