19日に放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)の平均視聴率が、関東地区で11・0%だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの関東地区の最高は2月4日放送の15・5%、最低は8月12日放送の10・3%。7月29日の放送から12%台に届いていなかった。

 19日の放送は、吉之助(鈴木亮平)が坂本龍馬(小栗旬)を雨漏りする薩摩の西郷の家に招き、清貧を貫く吉之助の姿に龍馬が信頼を寄せる内容。長州は朝敵ではなく、倒幕のために共闘すべき相手だと考え始めていた吉之助に対し、龍馬は「自分なら両藩の手を結ばせることができるだろう」と動きだす姿が描かれた。