吉川晃司(53)が10月期のTBS系連続ドラマ「下町ロケット」(日曜午後9時)に前作に続き出演することが17日、分かった。

 主人公の町工場社長・佃(阿部寛)の盟友で、大企業・帝国重工宇宙航空開発部部長の財前道生役を“続投”する。前作で財前は、帝国重工で純国産ロケット開発計画を先頭に立って推し進め、実現させた。本作では一転してさまざまな壁に阻まれ、岐路に立たされる。伊与田英徳プロデューサーは「下町ロケットシリーズは、吉川さん演じる財前なしには始まりません」と、絶大な信頼を寄せる。

 前作で圧倒的な存在感を放った吉川に、さまざまな反響があったという。「一番多かったのは『あの財前スーツがほしいのだが、ブランドはどこ?』と(笑い)。ちなみにオーダーメードでした」。前作の撮影現場については「皆さん士気が高い現場で、若者たちの瞳もいつもキラキラして、常に良い雰囲気でした」と振り返る。財前役続投に「さあきたか! と、武者震いのような感があります」と意気込んでいる。