お笑いコンビ、ゆにばーすのはら(28)が20日、都内で著書「ゆにばーす はらの #詐欺メイク」(世界文化社)発売記念トーク&詐欺メーク実演会を開催した。

 美容雑誌に特集されるメークの腕前を持つはらが、メーク術や自撮りテクニックなどをまとめた美容本を8日に出版した。あまりの変貌ぶりから、インスタグラムでは“詐欺メーク”として話題になっている。

 昨年のM-1グランプリの決勝進出をきっかけに、詐欺メークの認知度が飛躍的に上がった。現在はインスタグラムで16万人のフォロワーを持つが、「『ゆにばーす』で検索すると美女が出てくる。そこから爆発的に火が付いて、(フォロワーが)1週間で1万人増えました」と明かした。出版の反響については「トータルで1000件くらいメールがあって、同期から『ご飯おごってくれ』と言われました」と苦笑した。

 著書の中で7人の美女に変身しているが、お気に入りはリタ・オラやレディー・ガガを意識した「海外セレブ」といい、「この顔からかけ離れることができた」と自信たっぷり。先輩の椿鬼奴(46)にも海外セレブメークをしてみたいといい、「栄えそうな顔立ちをされてる。やってみたいです」と話した。

 詐欺メークを施し、ネット上での出会いを求めたこともあるという。効果はてきめんで「19歳くらいの時、5分で80人からアプローチされました」。そのうちの1人とは詐欺メークをせずに対面したが、「ショックを受けてました。気分が悪いんで帰りますと言われました」と切なげに振り返った。