女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の21日に放送された第122話の平均視聴率が22・5%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

 これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、花野(山崎莉里那)から店名を聞き出し、気をよくした鈴愛(永野芽郁)は、同じ方法を使って五平餅カフェに来た人を楽しませたいと考える。ぬいぐるみの「岐阜犬」をカフェに置き、ハンズフリーの携帯電話を仕込み、お客さんと話すということを思いつく。その岐阜犬の声は、病気療養中の和子(原田知世)に任そうと考える。鈴愛は律のことも「少しでも助けたい」と母晴(松雪泰子)に話す。

 また、以前、岐阜サンバランドの一件で楡野家と関わっていたリゾート開発会社の社員、ワンレンボディコンの美女だった瞳(佐藤江梨子)がやって来る。現在は旅行代理店に務めており、仕事で近くに来たので足を延ばして訪ねたのだった。これを利用して、鈴愛の父宇太郎(滝藤賢一)は和子の夫弥一(谷原章介)を元気づけようとパーティーを開く。