俳優高橋一生(38)と永作博美(47)が21日、都内でNHKドラマ「みかづき」(来年1月スタート)のロケと会見を行った。昭和から平成にかけての塾の変遷とある家族の50年の歴史を描く。ともに20代から70代までを全5話で演じる。

 高橋は「子役が次の日、大人の俳優になっても違和感がなく芝居ができていて不思議。芝居をしていてもスムーズに楽しく、家族の関係性が描けている。1人1人の人間性もしっかり描けている。あまり言わないことだが、とても手応えがあります」と自信をみせた。

 また「どのシーンも印象的。かなり凝縮している。朝ドラでもう1度やりたいくらい。全100話ぐらいでやってほしい」と笑った。さらに「僕ら踊ります。永作さんと一緒に踊って、すごい楽しくて、幸せな撮影でした」と語った。

 一方、永作は「原作を読んだ時、それぞれが力強い。今こそ、この力強さを私がほしいと感動しました」。演じる役も「強さが魅力。こうだと思ったらそこにしか行かない」。また20代から70代を演じることに「若い頃を演じる時、肉体的に負荷を感じすぎて、まずいと思いました。気持ちが20代に乗っかるには苦労しました。そもそも2人ともおじいちゃん、おばあちゃん体質かも」と語った。