水谷豊(66)主演のテレビ朝日系人気ドラマシリーズ「相棒」の「season17」(水曜午後9時)が10月から2クールで放送されることが21日、分かった。

 相棒役は前作に続き反町隆史(44)が務め、水谷とのコンビは4シーズン目に突入する。

 警視庁特命係の杉下右京(水谷)が“相棒”と事件解決に挑む人気作。全シリーズの平均視聴率16・2%を記録している。反町は「14」から登場し、冠城亘として杉下とコンビを組む。初代を7シーズン演じた寺脇康文以降、2代目及川光博と3代目成宮寛貴さんは3シーズンで卒業。反町は4年目となり、その壁を突破したことになる。

 コンビは深まりを見せており、水谷は「自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的だと思っているのですが、ソリとは4年目にしてだんだんそうなってきた」。反町も「水谷さんとの信頼関係も徐々に深まってきたと感じています」と話している。

 また「17」から特命係に浅利陽介(31)演じる青木年男が加わり、異例の3人体制でスタートする。青木はサイバーセキュリティー対策本部の特別捜査官として「14」から登場し、前シーズンの最終回で特命係へ異動が命じられていた。杉下と亘を恨む役柄だけに、物語に波乱を起こしそうだ。