22日付の日刊スポーツの東京オリンピック(五輪)・パラリンピック特集面で車いすテニス男子シングルスで3度目の金メダルを目指す国枝慎吾と、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターの香取慎吾が対談しています。

 詳細は紙面を読んでいただきたいのですが、香取は以前から国枝と会いたかったそうで、対面する前に「ずっと会いたかったんです。会った瞬間、すごく良い顔をすると思うので、シャッターチャンスです」と言うほどでした。実際、国枝の待つテニスコートに入った瞬間、香取は「うぁー。やっと会えました」と、感激の表情を浮かべながら駆け寄りました。聞けば国枝も同じ名前の香取のことは気になっていたということです。

 2人は、すぐに打ち解け合うと、香取が「言うつもりなかったけど、うれしいから、言っちゃおうかな」と、ある計画を明かしました。テニスボールにペンキをつけて、国枝に巨大なキャンパスに打ち込んでもらい絵を描いていくというものです。それを聞いた国枝も「コントロールを磨いておきます」と応じるなど親交を深めたようだった。

 話を聞きながら、2020年の東京パラリンピックの顔である2人の共作の作品を是非、見たくなりました。パラリンピックを盛り上げようという熱意を持った2人が、どんな作品をつくるのか。開幕まであと2年、何とかして実現してもらいたい気持ちでいっぱいです。