フジテレビは28日、人気アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜午後6時)の原作者、さくらももこさんの死去に伴い、次回9月2日放送の番組内容を変更すると発表した。

放送するのは、1990年1月7日放送のアニメ第1話をリメークした作品で、原作25周年を記念して2011年10月に放送した「まる子、きょうだいげんかをする」と「まる子、つづらの中身が知りたい」の2作品。

「きょうだいげんか」は1冊のノートを巡る姉妹げんかが描かれる。じゃんけんで負けたまる子は、泣く泣くノートをあきらめるが、お姉ちゃんにちょっかいを出して、ぶたれてしまい、またしても、ケンカに負けてしまう。負け惜しみに、お姉ちゃんのノートに落書きをするという内容だ。

もう1話「つづらの中身」は、居間の押し入れにつづらがあることを知り、まる子が舌切りスズメのお話みたいと大騒ぎする話。学校で話をすると宝の地図やミイラが入っているかもと盛り上がり、おじいちゃんと開けてみることになるという内容。

当初予定していた「まる子、ピラニアがこわい」「まる子、種を食べたい」は、放送日決定後、番組ホームページなどで発表する。