薬物関連容疑で計6回逮捕(うち2回不起訴)された俳優で歌手の清水健太郎(65)が、女優三田佳子(76)の次男の高橋祐也容疑者(38)が覚せい剤取締法違反の疑い(使用)で逮捕されたことについてコメントした。

清水は12日放送のTBS系「ビビット」にVTR出演。高橋容疑者の逮捕に「まぁ、しゃあないやろね。3回あることは4回ある。周りの友だちのサポートがあって初めて治る病気だと思う。依存症という病気です」と語った。

薬物依存の克服の難しさについて「みんな(やめる)意志は固いんですよ。俺もそうやった。固いんだけどその隙間にヒビが入ったらそこからスウッと入ってくるのが覚醒剤。男女の関係とか、詰まった時あるでしょ、人間って。事業を失敗したとか会社で打ちのめされたとか、耐えられんときに電話かかってきて(またやってしまう)みたいな」と、苦しい時に薬物を使用していた当時の知り合いから誘われて再び手を出してしまうことが多いという。

自身は妻のサポートによって克服することができたとし、「愛するものとか守るべきものとかがなかったんだと思う」と振り返った清水。三田は次男の4度目の逮捕を受け「親としては、もう力及ばずの心境です」と発言しているが、「支えていかなきゃ。目で見張っとかなきゃ。そうやってみんなで支えてくれてるんだって伝わった時、自ずとやめますよ。まだ伝わってないんですよ」と私見を述べた。