女優有村架純(25)が13日、都内で、主演映画「コーヒーが冷めないうちに」(塚原あゆ子監督、21日公開)の舞台あいさつを行い、映画のテーマが後悔ということで、後悔していることを公開した。何かに後悔している人が、望む時間に戻ることができる喫茶店と女性店員を中心に人の愛を描く物語。

店員風のエプロン姿で登場した有村は「いらっしゃいませ」とあいさつすると「私も見終わった後にホンワカした気持ちになれました」とPRした。その後、自身の後悔しているエピソードを紹介。「20歳ごろに受けた映画のオーディションで、監督が厳しく、何回せりふを言っても、もっと、もっと、と追い込まれ、その時、どうしたら監督がこれだと思う芝居ができるか分からず、最終的には号泣して帰った。もっとくらいついて頑張ればよかった。過去があるから今がある。そう考えたら大切な時間でした」と明かした。

会場にはサプライズゲストとして自虐ネタで人気のお笑いタレント、ヒロシが駆けつけた。ヒロシも「後悔していることは芸人になったこと。15年前に大ブレークして、その2年後、落ち目になり、一発屋とバカにされた。どう立ち向かっていけばいい」と語った。有村は「まだ46歳。他にやりたいことがあれば全然やれる。飲食店とか、イベントの司会とか。人生1度しかないですよ」と転職を勧めていた。