大ヒットアニメ「けものフレンズ」を手がけた、たつき監督が、同作品の脚本費およびその印税がいまだ支払われていないことを明かし、製作委員会の対応に疑問を呈した。

たつき監督は14日、ツイッターを更新。続編制作が決定した同アニメの新ユニットオーディションで使用する規定台本に、一般の有志がネット上で公開していた台本の無断転載が発覚した問題に触れ、「台本作者さんへの言及の無さに創作への蔑視が見えて…うーん…」とあきれた。

その流れでたつき監督は「同じ文字まわりで脚本費全話と脚本印税いまだ1円もお支払いいただけてないんですよね。けもの」と告白。「しんどいので忘れるようにしてたんですが、やっぱりこういうのも声をあげた方がいいのかなー…」とつづった。

たつき監督は昨年9月にツイッターで「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました」と降板を報告。たつき監督が所属する制作会社ヤオヨロズとアニメ製作委員会の間でトラブルが生じていたことも明らかになり、大きな騒動となっていた。