女優中条あやみ(21)主演映画「3D彼女 リアルガール」(英勉監督)公開記念舞台あいさつが15日、東京・新宿ピカデリーで行われた。

中条は笑いをこらえるのに必死だったシーンについて、佐野勇斗(20)の父親役の竹内力(54)が、病院内で逃げる中条と佐野を追い掛けるシーンを挙げた。「中条あやみとして、笑ってしまいました。こけそうになりましたが、つっつん(=佐野)が本気で逃げているので、走り続けるしかなかったです」と振り返った。竹内は「(勢い余って)追い越してしまいました。白目だったので、前が見えてなかったです」と、白目をむいての迫真の演技を真面目に明かすと、出演者は爆笑した。

中条は和気あいあいとした舞台あいさつを終えると「愛情を込めて作った作品。みんなとここに立てているのもあと少し。寂しいです」と感無量の面持ちだった。

同映画は前日14日に公開。この日は上白石萌歌(18)清水尋也(19)恒松祐里(19)ゆうたろう(20)浜田マリ(49)も出席した。