俳優安藤政信(43)が15日、東京・有楽町スバル座で行われた、映画「きらきら眼鏡」(犬童一利監督)の公開初日舞台あいさつに出席。女児監禁疑惑をかけられ、自宅に警察が来たことを明かした。

ダブル主演の金井浩人(26)と池脇千鶴(36)と3人で登壇したが、舞台あいさつ中盤からマイクを離さず、1人でしゃべり倒した。

1週間前の先行公開舞台あいさつでは、疲労のあまり役名をド忘れする失態をおかしていた安藤。この日は「先週のこと、おわびに来たんです。忙しさでナーバスになってしまって、イライラして舞台に立ってしまって」と苦笑いし、「僕は一生懸命やったつもりなんですけど、人間性が出ちゃった。先週は本当に申し訳ありませんでした」と笑った。

さらに話は続く。「おととい仕事から帰ってきたら警察が2人来て、『4歳の女の子を自宅でかくまっているという通報が来た』って」と、自宅に警察がきたことを明かした。

しかし「全然そんなことしてないし、うちの子なんです」と笑って明かし、「そういういたずらはやめてくれ、と発信したい。皆さん発信力あると思うので」と記者に呼びかけた。

最後に「あとこれは、アルマーニのスーツです。この舞台あいさつのために作ってくれたんです。これも発信お願いします。アルマーニの皆さんが喜んでくれると思うので」とちゃっかりPRし、一通り話し終えると「僕はもう言いたいこと終わったので帰ります」と笑顔で締めくくった。

主演に抜てきされた金井は、「びっくりした。頭が真っ白になるってこういうこと。僕が最初に犬童さんから選んでいただいて、(池脇、安藤の)2人が決まって、という感じだった。うれしかったと同時にプレッシャーで怖かった」と、出演が決まったときのことを振り返った。