女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の19日に放送された第147話の平均視聴率が22・2%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、そよ風扇風機を作る工場を確保するため、鈴愛(永野芽郁)は、津曲(有田哲平)の紹介で工場を訪れたが、まともに取り合ってもらえなかった。律(佐藤健)は遅れているのは自分のせいだと責めるが、鈴愛は、寝る間も惜しんで研究を続ける律を心配した。翌朝、会社に行くと徹夜してソファで寝ていた律の寝顔を見ていた鈴愛はそっと顔を近づけた。気配に気付いた律は目を覚ますと「おはよう」と小さくあいさつ。律は「入る」といって寝ている中に鈴愛を招き入れた。そして鈴愛を抱きしめる律。鈴愛は花野に言われてつけていたマグマ大使の笛を使って律と小さな声で呼び「律の真ん中で、律を呼ぶ」とひと言いうと、2人はキスをした、という内容だった。