「ファイナルファンタジー」シリーズなど数多くのゲーム音楽を手掛ける作曲家の植松伸夫氏(59)が、心身の不調により創作活動を一時休止する意向を示した。

植松氏は20日更新のブログで、「ドッグイヤー・レコーズの設立以降、作品作りやコンサート出演等で忙しい日々を駆け抜けてきましたが、ここ数年の無理がたたったのか、今年に入りいくつかの病気が立て続き、いま少し心身ともに弱っている状況です」と明かした。

「そのため、このままベストを尽くせない状態で仕事を続けるよりも、ここで一度しっかりとお休みをいただいて、心も体もしっかりと充電し、回復した後に、また新たな創作活動を再開するべきだと自ら決断いたしました。現状では年内を目安にお休みをさせていただきつつも、その後の活動につきましても、もうしばらくの間状況を見つつ判断をさせていただければと思っております」とのこと。「いつも応援してくださっている皆様や多くの関係者の皆様へお掛けするご迷惑とご心配を思いますと苦渋の決断ではございますが、何とぞご理解とご協力をいただければ幸いです」と呼びかけた。