NHK朝の連続テレビ小説恒例のヒロイン・バトンタッチ式が20日、NHK大阪放送局で行われ、放送中の「半分、青い。」ヒロインの永野芽郁(18)が、安藤サクラ(32)がヒロインを務める次作「まんぷく」へ「私、出たいんです」と直訴した。

今年4月に東京から大阪へ移り住み、長丁場の収録まっただ中の安藤が、同時期に放送が始まった「半分-」を励みにしていたなどと語り、永野を「戦友」と表現した流れからの出来事だった。

ヒロインの先輩として、安藤へのアドバイスを求められた永野は「大阪での収録の方が(不慣れな土地で)大変だと思うんですよ」と気づかったところ、安藤は「大阪、いいんですよ。すごく楽しい」。満面笑みで話す安藤の表情に魅了された永野は「私、出たいんですよ、まんぷくに。(即席ラーメン開発の物語で)ラーメン店の客Aとか、どうですか?」と、安藤に“逆オファー”した。

バトンタッチ式で、プレゼント交換も終えた後、両番組の制作統括担当が取材に応じ、「まんぷく」の真鍋斎チーフプロデューサーは、永野の直訴に「ありがたい」と感謝。実際のキャスティングについては「ふふふ…お楽しみにって感じですね」と話していた。