7月に肺腺がんの手術を受けた女優東てる美(62)が20日、都内でライブを行い、10月下旬から予防の意味の抗がん剤治療のために約3カ月入院すると明かした。

東は5月にTBS系の医療番組に出演した際に受けた検査で肺に影が見つかり、その後の精密検査でステージ1bの肺腺がんと診断された。7月18日に5時間におよぶ手術を行い、左肺の3~4割ほど摘出。同月下旬に退院していた。

東は「開けてみたらリンパにも1つがんがいました。1bと言われて切ったら2bに昇進していました」と語った。リンパから見つかったがんも含めてすべて取り切ったつもりとしたが、「予防のためですが、10月の終わりから抗がん剤とも闘います」と明かした。治療は来年1月末までかかるという。東は「長生きすればいいではなく、いかに内容の濃い人生を送れるかとつくづく思いました。限りある人生。1日1日を大事に生きましょう」と自分に言い聞かせるようにファンに語った。