寺岡呼人(50)奥田民生(53)斉藤和義(52)浜崎貴司(53)YO-KING(51)トータス松本(51)の、50代大物ミュージシャン6人が結成した新バンド「カーリングシトーンズ」が23日、都内でデビューライブを行った。

ユニット名は、全員がカーリング経験者であることから付けられた。デビュー記者会見では、カーリングだけに「ライブで『もぐもぐタイム』を入れたい」と話していた6人だったが、なんとこのたび、それが実現した。

ライブ途中、「もぐもぐタイム」の文字がスクリーンに映し出されると、会見で6人が話していたメニューが、テーブルとともにステージに運び込まれた。結果、50代のおじさんたちの「もぐもぐ」を2700人の観客が見つめるという、異様な光景が繰り広げられた。

浜崎は「さばずし」、YO-KINGは「ひねり揚げ」、寺田は「チョコレート」、奥田は「イカ姿フライ」、松本は「黒糖ドーナツ棒」、そして斉藤はなんと「皿うどん」を“もぐもぐ”した。

約2時間のライブで計3回も「もぐもぐタイム」が設けられ、そのたびに会場は爆笑に包まれた。

ライブは一転、かっこよく決めた。新曲「スベり知らずシラズ」を披露したほか、シークレットゲストに世良公則(62)を迎え、「銃爪」「宿無し」をセッションした。

カーリングシトーンズの活動は「今日以外何も決まっていない」(寺岡)というが、メンバーは活動継続に意欲を見せた。寺岡は「今日の打ち上げで打ち合わせしたい」、奥田は「今後もできればと個人的には思っております」と話した。