22日に放送された波瑠(27)主演の日本テレビ系連続ドラマ「サバイバル・ウェディング」(土曜午後10時)の最終話視聴率が8・4%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回視聴率は10・4%、第2話は10・8%と連続2桁だったが、第3話は7・6%、第4話は7・8%、第5、6話はともに9・1%、第7話は9・7%。第8話は7・4%、第9話は8・0%だった。

同作は、作家大橋弘祐氏の小説「SURVIVAL WEDDING」を原作に映像化した痛快ラブコメディー。波瑠演じる主人公黒木さやかは、勤務していた出版社を寿退社した日に婚約破棄されてしまう。そんな彼女を「半年以内に結婚しないとクビ!」のむちゃな条件で復職させたのが、伊勢谷友介(42)演じる人気雑誌の毒舌でナルシシストな敏腕編集長宇佐美博人だった。

さやかが仕事で出会う年下イケメン王子柏木祐一を吉沢亮(24)。さやかに浮気がばれて逆ギレした末に、婚約破棄を言い渡す恋人商社マン石橋和也を風間俊介(35)が演じる。

最終話は、悩みに悩んだ結果、祐一に一緒にインドに行けないことを告げたさやか。奈緒(栗原美里)からコラムの王子様が自分だと聞かされた祐一は、あらためてコラムを読み返す。さやかの仕事への熱意と女性としての魅力を再確認した祐一は、まず父・惣一(生瀬勝久)にインド行きを認めてもらうことを宣言するが、さやかは何もいうことができなかった。

翌日、さやかは宇佐美編集長とともに柏木コーポレーションの創立記念パーティーに向かう。宇佐美編集長はさやかと祐一の結婚を追い風に、「riz」海外展開のスポンサー獲得をもくろんでいた。その席上で父にインド行きを願い出る祐一。その話を聞き入れようとしない惣一。2人の間をとりなそうとするさやかだが、逆に結婚に対する覚悟のなさを指摘される。

最大の壁にぶち当たる2人。そして、宇佐美編集が取った行動とは…。最後にさやかが選んだのは仕事か、恋愛か、という内容だった。