お笑いトリオ、ネプチューンが26日、東京・六本木のテレビ朝日で、司会を務める新番組「ナニコレ珍百景」(10月14日スタート、日曜午後6時30分)の取材会に出席した。

日本全国の珍しい風景や人を発掘し、紹介する番組。08~16年までレギュラー放送されたが、開始から10年目の節目に2度目のレギュラー化が決定した。

初回収録を終えた3人は取材に応じた。番組開始から10年を迎え、名倉潤(49)は「10年続けてこられて感謝です。その後あの人がどうしてるか? というのを見られるので、長く続けてきて良かったと思います」。原田泰造(48)も「投稿してくれた人が変わらないでいてくれることがうれしい」と感慨深げに話した。堀内健(48)は「撮影していると『ナニコレだ!』と街で言われるようになって、浸透してきた。見ている人が投稿したくなるような番組にしていきたい」と意気込んだ。

番組開始当初、長寿番組に成長すると思っていなかったという3人。堀内は「ネタ切れになると思ってた」と視聴者投稿番組ならではの壁にぶつかると想定。「最初は風景だけだったのが、そのうち“おもしろ人間特集”みたいになって」と番組の迷走期を振り返り、苦笑した。

原田も「もって2年と思っていた」と告白したが、「この番組はスタッフが頑張ってる!」と日本各地を奔走するスタッフに感謝した。しかし、番組の長寿化にともない制作サイドの高齢化も進んでいるようで、名倉は「スタッフが年取って大変なんです」と嘆いていた。