宮根誠司(55)椿原慶子(32)がキャスターを務めるフジテレビ系情報番組「Mr.サンデー」(日曜午後10時)に、10月から新しいナレーターが加入する。声優高島雅羅と女優原扶貴子の2人だ。

高島は映画「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役(キャリー・フィッシャー)、「ボディガード」のレイチェル役(ホイットニー・ヒューストン)、「プリティ・ウーマン」のビビアン役(ジュリア・ロバーツ)など有名女優の吹き替えや、アニメ『名探偵コナン』の妃英理の声を担当している。

原は16年の日本テレビ系「ゆとりですがなにか」や17年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」、映画「勝手にふるえてろ」「PARKSパークス」などに出演する個性派女優だ。10月24日からは舞台「キャシュ・オン・デリバリー」に出演する。

2人ともレギュラーでの報道・情報番組のナレーションを担当するのは初。原はナレーションの仕事自体が初めてとなる。

7日から登場の高島は「レギュラーでの報道、情報番組のナレーションは挑戦させていただきたかったジャンルでしたのでうれしかったです。その反面、ナレーションの仕事は、演じる要素もありますが、私自身の中身が言葉に乗ってそのまま見えてしまうようで、ちょっと怖いですね。アナウンス(告知)、客観性のあるもの、柔らかい語り口のもの、皇室もの、感動を伝えるもの、どんなジャンルでも読んでみたいです。“きちんと、わかりやすく、生き生きと伝える”を心がけ、この番組に貢献できるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします」と話している。

原は「“声に出して読む”ということがずっと好きでした。念願かない、このたびナレーションに初挑戦させていただくこととなりました。このフレッシュな気持ちを強みにかえて、情報・ニュースの手触りを真摯(しんし)にお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします」話している。

宮下佐紀子プロデューサーは「『Mr.サンデー』の見どころのひとつは取材VTRで扱うテーマの幅広さです。高島さんは、声優として演じてこられた“無数の声”で、どんなVTRであっても視聴者の胸に刺さる表現をしていただけると楽しみでなりません。また、原さんは、お芝居やドラマで見せる存在感が本当に独特で、ご自身初となるナレーションは、きっと番組に変化をもたらすものと期待しております」と話している。