女優大竹しのぶ(61)が2日、仏シャンソン歌手で1日に亡くなったシャルル・アズナブールさん(享年94)について、コメントを発表した。先月17日、コンサートで来日したアズナブールさんを訪ね、対面したばかりだった。

アズナブールさんは伝説的なシャンソン歌手エディット・ピアフに見いだされたことが知られている。大竹は舞台「ピアフ」(11月4~12月1日、東京・日比谷シアタークリエ)で主演している縁がある。楽屋で対面したアズナブールさんは、舞台のチラシ写真を見て大竹に「(ピアフに)似ていると思ったんだ」などと話していたという。

大竹は「いったい誰がこれが最後のステージだと想像したでしょうか! それほど澄んだ歌声とエネルギーにあふれるステージでした。そして何よりお客さまを楽しませようとする愛にあふれていました」とコンサートを振り返った。

そして「ステージは、僕のお城とおっしゃっていたように、最後までお城で楽しみ、私たちに、愛を与えてくださったシャルルさんを、心から尊敬します。ご冥福をお祈りします。ありがとうございました」と、感謝した。