ツアー活動からの引退を表明し、引退ツアー「イエロー・ブリック・ロード」を慣行中の英歌手エルトン・ジョン（71）が、北米で追加公演を行うことを発表した。

9月8日から大規模な世界ツアーを行っているジョンは、来年9月4日のユタ州ソルトレークシティから11月16日のニューヨーク州ロングアイランドまでの25公演を追加で行うという。北米でスタートしたジョンのツアーは、その後は欧州、中東、アジア、南米、オーストラリアと周り、2021年までに300公演以上を開催する予定。

そんなジョンが、1997年にダイアナ元英皇太子妃にささげた追悼曲「キャンドル・イン・ザ・ウインド」やヒット曲「ロケット・マン」の手書きのオリジナル歌詞原稿が競売にかけられることが明らかになった。ジョンと40年以上コンビを組んで歌詞を手掛けたバーニー・トーピン氏が、自身が所有していたコレクションを売りに出すもの。11月9日にニューヨークのハードロック・カフェで行われる競売では、「キャンドル・イン・ザ・ウインド」の歌詞原稿に1万～1万5000ドルの値が付くと予想されている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）