大阪・ABCラジオの長寿番組「おはようパーソナリティ道上洋三です」(月~金曜、午前6時30分)の道上洋三アナウンサー(75)が8日、大阪府豊中市の服部緑地公園音楽堂で、公開生放送に臨んだ。

髄膜種治療のため7月から療養していたが、9月3日に約2カ月ぶりに復帰していた。今回は復帰後、初の公開生放送となり、快気祝いの意味合いも込められた区切りのイベントになった。

会場には早朝にもかかわらず、11人の徹夜組を含めて、約1500人が集まった。なかには東京から駆けつけたリスナーもいて、道上アナとアシスタントの野村朋未との軽妙なトークで観客を沸かせた。

イベントではゲストの高石ともやが生歌を披露、道上アナは無事に治療を終えて元気になったとして、自らの“アップデート”を宣言し、「新しい朝」の熱唱し、万雷の拍手を浴びた。

最後は、大の阪神ファンの道上アナは、チームが負けすぎているためなのか、なぜか今シーズンの低迷には触れずに、あえて「来年の阪神は明るい!」と断言。「六甲おろし」の大合唱で締めくくった。