米人気歌手テイラー・スウィフト(28)が7日、政治について沈黙を破り、11月6日に行われる米テネシー州の中間選挙で2人の民主党候補を支持すると宣言した。

スウィフトはインスタグラムに長文のメッセージを投稿し、「今までは、政治的な意見を公の場で口にすることをためらっていましたが、この2年間で考えが大きく変わりました」とした上で、「私はこれまでも、人権を守り、闘える候補者を支持してきましたし、同性愛者などの性的マイノリティーの人々の人権も信じています。いかなる性差別も誤りです。この国で今だに見られる組織的な人種差別は恐ろしく、酷いものです」と説明。

さらに、「人種や性別にかかわらず、すべてのアメリカ市民の尊厳のために闘おうとしない人には、投票できません」とした上で、2人の民主党候補者らの名前を挙げ、ファンにも支持を呼びかけた。

このメッセージに対し、以前はスウィフトとの確執が取り沙汰されていた米人気歌手ケイティ・ペリー、米女優ブレイク・ライブリー、アンナ・ファリス、モデルのカーリー・クロスらが“いいね”を押して賛同を示している。(ニューヨーク=鹿目直子)