吉本興業は9日、今秋になんばグランド花月(NGK)で始まる新サービス「吉本新喜劇VR」(11日スタート)を発表した。

さまざまなイベントやサービスを提供しているNGKが、公演を観劇しないファンにも楽しんでもらおうと企画。AIエンジンなどを開発するテクノロジーカンパニー「株式会社ジョリーグッド」(東京都中央区)協力のもと、高精細VRサービスを展開する。

新喜劇の人気キャラ、すち子や大ベテランの池乃めだから人気芸人たちと一緒に舞台に立ち、出演者目線でNGK公演を360度体験。舞台セットの中に入り込み、目の前で繰り広げられる芸人たちの掛け合いや客席からの笑い声は、観客席からの新喜劇とは異なる新感覚の面白さを体感できる。おなじみ人気キャラの登場シーンからオチまで、何度も巻き起こる笑いを出演者の1人となったような感覚が味わえる。

料金は1回500円。なお、NGKの公演チケット、その半券を提示すれば200円の割引が受けられる。