有村架純(25)主演のTBS系ドラマ「中学聖日記」(火曜午後10時)の第1話が9日に放送され平均視聴率が6・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。

仏在住の漫画家・かわかみじゅんこ氏が女性向けマンガ雑誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の同名漫画が原作。片田舎の中学校を舞台に長年の夢をかなえ、中学校の教師になった有村演じる末永聖が赴任先で不思議な魅力をもった岡田健史演じる中学3年生の少年・晶と出会い心引かれていくヒューマンラブストーリー。

教師役が初めての有村は、「これまで生徒役で先生と対峙(たいじ)することはあったんですが、実際に教師を演じるとは思ってなかったので不思議な気持ちです」と心境を明かす。一方で、「資料を集め、実際に国語の女性教師の方にお話を伺って、近づけていきました」と、役作りに奮闘したことを記者会見で明かしている。

第1話の内容は、大学卒業後、国語の非常勤講師を経て、片田舎の町・子星平にある子星中学校に赴任した末永聖(有村架純)。子どもの頃からの夢だった教師になり張り切るも、担任となった生徒たちには着任早々からかわれたり、教頭の塩谷三千代(夏木マリ)からは服装のことで注意を受けるなど、どこかやる気が空回りしてしまう。

中でも生徒のひとり、黒岩晶(岡田健史)は聖に心ない言葉を浴びせるなど、何を考えているか分からない彼の行動に振り回される聖。

一方、大学時代からの恋人・川合勝太郎(町田啓太)とは遠距離恋愛中で、仕事に追われる勝太郎とはなかなかコミュニケーションが取れない日々が続いていた。

教師としての自信をなくし、恋人との関係にも不安な思いを抱える聖だったが、生徒たちと向き合おうと奮闘する中、晶がある事件を起こしてしまう。