歌手島谷ひとみ(38)が10日、都内で、「広島県 牡蠣ング オブ・ザ・イヤー2018発表会」に出席し、「初代牡蠣クイーン」に輝いた。

広島県は、カキ生産量が全国1位だ。同賞は広島県新観光プロジェクトの一環でカキ王国「牡蠣ングダム」の発展に貢献した人を表彰するもので、実家がカキ養殖を営んでいるという島谷が受賞した。「カキ屋の娘に生まれて良かったです」と喜び、「家族親戚が本当に喜んでくれると思うし、芸能界では1番私がカキに詳しいと思います。広島県の環境のチャームポイントを最大限に吸収した食べ物なので、『牡蠣クイーン』としてPRしていきたいと思います」と話した。

同賞のプレゼンターはダチョウ倶楽部が務めた。グルメな寺門ジモン(55)は「カキフライが1番」だと話したが、島谷の「広島県民はタルタルソースではなく、お好み焼きソースで食べます」と話すと、「それはやったことがないな。早速やってる」と話した。

今年7月、豪雨により、島谷の出身地呉市ほか、広域で被害を受けた。「親戚の家も被害に遭いましたが、やっとアパート契約だったり、リハビリに行けたりと、全国のボランティアのみなさんのおかげで復興は進んでいます」と話した。

赤いワンピース姿で登場したが、「カープも優勝したし、広島の色は赤だから」と話した。クライマックスシリーズでの注目選手に鈴木誠也外野手(24)を挙げ、「始球式をやった時にキャッチボールをして、投げ方を教えていただきました」と話した。「今年こそ、日本一を目指して頑張ってってほしいです」とエールを送った。

最後は広島弁で「もうほんまに広島のカキは日本で1番おいしいけん、そして今から1番おいしい季節じゃけん、ぜひ1回食べにきてみんしゃいや!」とPRした。

なお、「初代牡蠣ング」は、スーパーボランティアの尾畠春夫氏(78)が受賞した。