三宅裕司(67)が10日、東京・サンシャイン劇場で、主催する「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」のミュージカル・アクション・コメディー作品「テクニカルハイスクールウォーズ 鉄クズは夜作られる」(同所で、12日から28日まで)のゲネプロを行った。

定時制工業高校が舞台で、三宅は校長役、共演の小倉久寛(63)はなんと生徒役で出演している。三宅は「20歳から67歳まで幅広い年齢の劇団員がいるので、定時制高校はいいなと思った」と話した。

元気な姿を見せた三宅だが、7月に前立腺肥大症と診断され、その後入院し手術を受けていた。退院後舞台に立つのは初めてだが、すっかり回復したという。「たまにおしっこがもれちゃう」とおどけて笑いを誘うなど、余裕たっぷりだった。

手術を受ける前は「ひどい時は1時間に1回(お手洗いで)起きていました」という。尿を出す手術を受けたが「なかなか出なかった」といい、「その時にテレビでやっていたのが、山本リンダの『どうにもとまらない』だったんです。今出ればネタにできるのに、と思ってた」と話して、笑いを誘った。