先月15日に亡くなった女優樹木希林さん(享年75)の最後の主演作となった15年公開の映画「あん」(河瀬直美監督)が、20日午後9時から、BS朝日で放送されることが12日、発表された。WOWOWやNHKで放送されたことはあるが、無料民放では初の放送となる。

詩人で作家のドリアン助川(56)の同名小説の映画化で、樹木さんはどら焼き屋「どら春」の求人に応募してきた、老女・徳江を演じる。常連客の中学生ワカナを初共演となる、樹木の実の孫の内田伽羅(19)が演じている。他に永瀬正敏、市原悦子らが出演。