今夏の全国高校野球選手権で準優勝に輝いた秋田・金足農OBのお笑いトリオ「グランジ」の大(38)が13日、後輩でプロ志望届を提出した吉田輝星投手(3年)の楽天入りを願った。

大はこの日、京都市中央市場内で行われた「サステナブル・シーフード・ウィーク 2018」のイベントに、妻の椿鬼奴(46)やココリコの田中直樹(47)らと出席。秋田県出身で好きな魚はハタハタだという大は、妻鬼奴から「(主人は)金農出身なんです。それが自慢なんです」と振られ、「後輩たちが頑張ってくれたんで。ほんとそうですね」と母校の健闘を改めて祝福。自称「帰宅部のエース」だったと笑いを誘い、25日にドラフト会議を控える吉田投手にエールをと問われると、「オレにエール送られたくないでしょ」と苦笑い。それでも、「本人はどの球団でも良いって言ってますけど、気持ち的には楽天に入って欲しい。やっぱり東北を盛り上げて欲しい」と地元東北の球団入りを熱望。続けて、「でも、それは本人が決めることなんで。オレは、一ファンとして楽天が良いなと思っています」と地元東北民の声を代表するかのように期待した。

同イベントは、11日から京都市内などで開催中の「京都国際映画祭」(14日まで)SDGs部門の一環で、持続可能な漁業・水産業で捕られた魚介類「サステナブル・シーフード」を推進するもの。持続可能で適切な管理を行っているとして認証された漁業で捕られた水産品に付けられるエコラベル「MSC」のアンバサダーを、今年7月から務めている田中は「自分たちはもちろん、どんどん下の世代に豊かなシーフードを引き継いでいきたい。地球規模でいろんなことを考えてもらえれば」とアピールした。