演歌歌手北山たけし(44)が14日、東京・八王子市芸術文化会館で、15周年記念コンサートの昼の部を終えた。

福岡から上京して23年。師匠の北島三郎が住み、自身も居を構えている“第2の故郷・八王子”で、自慢の声を思う存分に響かせた。

今年は、15周年記念曲「津軽おとこ節」を4月に発売。さらに、事務所の後輩・大江裕(28)とユニット「北島兄弟」を結成し、「ブラザー」を8月に発売した。

ステージ上のあいさつでは、「今、大江君と2人で『北島兄弟』として全国を回っているが、『北島』という名前を背負っていることの重みを感じています。この曲で、2人で、『北島兄弟』として年末の大きな舞台に立ちたい」と、09年以来のNHK紅白歌合戦出場への意欲を見せた。

そして「これから20年、30年と末永く頑張っていけるように、ぜひ応援をいただきたい」と訴えた。

公演では、作詞作曲を手がけた「灯~いつまでも忘れない~」を初披露。ゲストとして長井みつると水町レイコが駆け付けた。

昼夜2回公演で1600人を動員予定だ。