元関脇貴闘力(51)が15日、都内で映画「ファイティン!」(キム・ヨンワン監督、20日公開)の「腕相撲チャンピオンにチャレンジイベント」に出席した。

アームレスリングを通し、血のつながらない家族が絆を深めていくさまを描く韓国映画。

作品を鑑賞したという貴闘力は「泣いて笑えて、最後はスカッとした気持ちで帰れる」と映画をPR。自身の現役時代を思い出したとし「母親を楽にさせてあげたいという(映画と)同じ境遇の人がいて、懐かしくなりました」と語った。 長男の納谷幸男はプロレスラー、三男の納谷は1月に初土俵を踏んだ力士。格闘界で活躍する息子たちについては「陰ながら応援しています」と笑顔を見せた。

この日は筋肉アイドルやプロレスラーとして活動する才木玲佳(26)と登壇し、アームレスリング日本チャンピオンの中山裕一選手(31)に挑戦するイベントが行われた。焼き肉店を経営する貴闘力は「15年間肉しか切ってないから」とチャンピオンとの勝負前から逃げ腰で、「焼き肉屋で力自慢の人が腕相撲をやろうと言ってくるけど、ヒジが痛いと言って逃げている」と明かした。いざ勝負が始まると一瞬で決し、貴闘力は完敗。「触った瞬間から負けるのが分かった。(自身の力の)5倍くらい強い」とチャンピオンのパワーに驚いていた。