ポルノグラフィティが20日、地元・広島県尾道市の因島市民会館で、大雨で中止した野外ライブの“リベンジ”を成功させた。

先月8、9日に同市内で20周年キックオフ記念野外ライブを行う予定だったが、2日目公演が大雨で中止した。この日は初日公演映像を全国の映画館100館で上映すると同時に、因島から無観客で行ったライブを生中継。約2万5000人が楽しんだ。

ポルノグラフィティはメンバー2人とも、もちろん広島カープの大ファン。2年ぶりに日本シリーズ進出を決め、34年ぶりに日本一を目指すカープについても言及した。

岡野昭仁(44)は「34年前の日本一を地元で見ていた記憶があります。学校のテレビで先生が見せてくれた記憶がある。そこからえらい時間が経った」と懐かしそうに振り返りつつ「ぜひ日本一になってほしい。2年前の悔しさを晴らしてほしい」と、悲願達成を期待した。

新藤晴一(44)は一昨日の18日に行われたCSファイナル第2戦の巨人戦を生観戦した。「新井(貴浩)が打って、新井を兄と慕う菊池(涼介)がホームランを打って、2人がヒーローインタビューで抱き合う姿は日本一の布石」と興奮気味に断言。日本一へのキーマンを聞かれると、「先発枚数が足りないから」と、中村祐太(23)九里亜蓮(27)両投手を挙げた。