戸田恵梨香(30)とムロツヨシ(42)が出演するTBS系ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」(金曜午後10時)の第2話が19日に放送され平均視聴率が10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。第1話は10・4%だった。

同ドラマは、戸田演じる若年性アルツハイマーにおかされる女医・北澤尚と、ムロ演じる彼女を明るくけなげに支える元小説家の男・間宮真司の10年間の愛の奇跡を描く純愛ラブストーリー。脚本は大石静氏が担当している。

若年性アルツハイマーという難しい役をこなす戸田は、「(芝居が)こんなに難しいって実感したのはなかったかもしれないと思うくらい、悩みながら演じています」とし、「感情が持っていかれる、泣いちゃいけないところで泣いちゃったり、感情のコントロールが難しくなっている」と告白する。

第2話の内容は、真司(ムロツヨシ)のアパートへ急ぐ途中、交通事故に遭ってしまった尚(戸田恵梨香)。病院へ運ばれ検査するも、幸い大きなケガはなかった。だが、偶然、尚のMRIを目にした侑市(松岡昌宏)は、尚の脳に軽度認知障害の兆候を感じ取っていた。

交通事故に遭ったことなど気にしていない様子の尚が、真司と一緒にアパートで過ごしていると、侑市から連絡が入り会う約束をする。結婚を自分勝手に破談にしてしまったことに負い目を感じていた尚だったが、侑市がまさか自分の脳に起こっている異変に気付いたとは思ってもいなかった。

翌日、婚約解消の話を進めるつもりで侑市に会った尚は、軽度の認知障害の疑いがあると聞き、簡単な“物忘れ検査”を受けることに。

一方、尚の母・薫(草刈民代)は一人で真司のアパートを訪ねた。そして「娘と別れてほしい」と真司に手切れ金の入った封筒を手渡した。