20日に放送された日本テレビ系連続ドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課-」(土曜、午後10時)の第2話視聴率が8・6%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話は、11・8%だった。

同作は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀氏の漫画「ドロ刑」を原作にしたドラマ。原作自体が今年1月に連載が始まったばかりで、異例の速さでの実写ドラマ化となった。

Sexy Zone中島健人(24)演じる新米刑事、斑目勉(まだらめ・つとむ)が、遠藤憲一(57)演じる誰も姿をみたことがない幻の大泥棒、煙鴉(けむりがらす)を相棒に難事件に挑む新感覚刑事ドラマで、本当の正義とは何かを問う作品だ。

第2話は、異動早々に大物泥棒を逮捕したことで、精鋭を集めた新設部署「13係」に選ばれ、張り切る斑目。しかし、その実体はお荷物刑事の寄せ集めだと知り、出ばなをくじかれる。

係長の鯨岡(稲森いず)から発表された最初の事件は、“黒蛇”こと大堂吾郎(笹野高史)の犯行と推測される事件だった。大堂の名を聞いた勝手田(丸山智己)は、なぜか怒りに震える。

皇子山(中村倫也)とのコンビで張り込むが、捜査一課のプライドから皇子山は帰ってしまう。諦めモードで張り込む斑目の前に煙鴉が現れる。必死で捜査する勝手田に合流する斑目だが、斑目が目を離した隙に勝手田の前に大堂が自ら姿を現し、斑目は急きょ大堂を尾行することになるが、凡ミスから大堂を追えず大目玉を食らう。

だが、煙鴉のサポートで13係の捜査は急展開。全員総出で行動確認の張り込みを行い、いよいよ大堂の犯行に備えようとしたその時、13係の前に立ちはだかったのは神奈川県警だった、という内容だった。