星野源(37)が初の全国5大ドームツアーを行うことが22日、分かった。来年2月2日の京セラドーム大阪公演を皮切りに、8公演を開催。自身最大だった前回ツアーの20万人を大きく上回る33万人を動員する予定。5大ドームツアーは、日本人男性ソロ歌手として史上5人目の快挙となる。

ツアーに先駆けて、12月19日に3年ぶり5枚目のアルバム「POP VIRUS(ポップ・ウイルス)」を発表する。16年TBS系連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌「恋」や、昨年の日本テレビ系連続ドラマ「過保護のカホコ」の主題歌「Family Song」、今年上半期のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」主題歌で最新曲「アイデア」など、ヒット曲も収録される。

ドームツアーは新作アルバムを引っ提げてのツアーとなる。星野は「久しぶりのアルバム制作に没頭する楽しさ、初めてのドームツアーができる喜び。歌を作り始めた14歳の時には考えもつかなかった、人生の面白さを実感しています。自分にしか出来ないことをお届けするべく、たくさんの感謝を込めて音を作り、ライブを楽しみたいと思います」と意気込んでいる。

「恋」はCDが売れない時代に35万枚以上を売り上げ、ユーチューブ再生回数は1億8000万回以上と大ヒット。また、歌手だけでなく、俳優、文筆家とマルチに活動中。幅広い活躍でファン層も広く、公演チケットが入手困難なアーティストの1人として、最近はアリーナ級の公演チケットも即完状態が続く。ドーム公演自体は初めてだが、初の5大ドームツアーのチケットも、これまでの人気ぶりから争奪戦になるとみられる。