俳優野村周平(24)主演のフジテレビ系連続ドラマ「結婚相手は抽選で」(土曜午後11時40分)の27日放送の第4話の視聴率が3・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と29日、分かった。前週の2・8%から、0・4ポイントアップした。

初回から視聴率は2・8、3・4、2・8%だった。

野村が演じるのはオタクで、過度の潔癖性で、女性に全くモテない26歳のシステムエンジニア宮坂龍彦。ところが、少子化対策のために「抽選見合い結婚法」が制定され、25歳から39歳の独身男女は、抽選でお見合いをしなくてはならなくなった。

恋人の銀林嵐望(大谷亮平)にふられ自分を見失い、龍彦(野村)と出会うお嬢様、冬村奈々を演じる高梨臨(29)は「嵐望といると奈々は本音が言えなくて一生懸命感があるんです。頑張ってついていっている様子は、私ならとてもつらいですね。でも龍彦と出会い、話をしていくうちに、この人なら奈々が自分を取り繕うことをしなくても話しやすいのかなという空気は感じました。龍彦といて居心地がいいというのはわからなくもないです」と話している。

第4話で龍彦(野村)は4度目のお見合いに臨むが、相手の女性に会って1時間で潔癖性を理由に断られてしまう。気持ちが沈み、いつにも増して激しく手を丁寧に洗う龍彦だった。

一方、内閣府特命担当大臣・抽選見合い結婚法担当の小野寺(若村麻由美)から、該当者が自力で結婚相手を見つけた場合はこの法律から除外するという改定案が発表される。奈々(高梨臨)は、イチかバチかで嵐望(大谷)に連絡し、なじみの店で再会する。嵐望が見合い相手に断られ続けているという意外な事実を知った奈々は、「私と…結婚してください」と意を決して告白する。だが、「俺が求めるのは、母性の強い人。奈々には感じられない」と断られてしまう。自暴自棄になり泥酔した奈々は、すっぽかすはずだった見合い相手との待ち合わせ場所へ…。そして、龍彦の5回目のお見合いの相手は、集合時間に30分以上遅れて会場にやって来た。相手は、いかにも無理めな感じの服装をしていた。