30日に放送された俳優高橋一生(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」(火曜午後9時)第4話の視聴率が7・0%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週の6・2%より0・8ポイント、アップした。

初回は7・6%、第2話6・1%、第3話は6・2%だった。

高橋が演じるのは、大学で動物行動学を教える講師・相河一輝。生き物の不思議に興味、関心が高く、大好きな生き物のことになると、他には目もくれずに没頭してしまう。そのため、大学が設けるルールや、他人との約束を忘れてしまうことも多い。極端にマイペースな性格のため、周囲からは変わり者として見られている。

このほど、主題歌「予感」を歌うロックバンド・SUPER BEAVER(渋谷龍太、上杉研太、柳沢亮太、藤原“30才”広明)が撮影現場を訪れた。

高橋、栄倉奈々、トリンドル玲奈、玄覺悠子さん、戸田恵子との対面を果たした。高橋は「ドラマと音楽が相互に作用しあうといいなと思っていたんです。僕の中で、お芝居の中でSUPER BEAVERさんの歌を聞いて、この世界観がとてもすてきだと思っているので、お互いに関係しあっているということは、とてもうれしいことです。ありがとうございます」。栄倉は「主題歌によってドラマの色が変わると思うのですが、ドラマを見ていると、SUPER BEAVERさんの曲が一輝さんの自転車をこぐ姿などとマッチしていて、とても明るいドラマにしていただいていると思います。本当に感謝しています」。

戸田は「撮影している間は、曲がどのタイミングに入るか本当にわかっていないのですが、OAで初めて見たときに、抜群のタイミングで入ってくるんだなと、いつも思っています。相互にいい形で作用していて、すごく印象深く、元気になれます!」と話している。

第4話は、授業中に歯が痛いと訴えた教え子の新庄(西畑大吾)を、水本育実(栄倉奈々)の歯科クリニックへと連れて行った一輝(高橋)。その帰り道、家政婦の山田妙子(戸田恵子)に頼まれ、おでんに入れるコンニャクを買いにスーパーへ立ち寄る。そこで、色も形もそれぞれ違う、種類豊富なコンニャクに魅了されてしまう。

翌日、大学の研究室には慌てた様子の事務長の熊野久志(阿南健治)の姿が。一輝が届けも出さずに突然、授業を休講にしてしまったという。その頃、とある山あいの道をタクシーに揺られていた一輝は、イノシシの姿を目撃。すぐさまタクシーをとめ、イノシシのいた畑へ。そこで掘り起こされていたイモを拾い上げたところ、遠くから「ドロボー!」と叫びながら、1人の男が駆け寄ってくる。

一輝の授業が休講になり暇になった新庄、琴音(矢作穂香)、桜(北香那)、須田(広田亮平)の4人。卒業後の進路についておのおのが話す中、新庄だけはなぜか地元の話をしたがらない。そこへ新庄に1本の電話がかかってくる。一輝が泥棒と間違えられ、なぜか新庄の実家に身を寄せているという。