テレビ朝日の10月の全日帯(午前6時~深夜0時)の月間視聴率が7・7%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)を記録して単独トップになったことが29日、発表された。

テレビ朝日の全日帯は本年度に入って5月、9月に日本テレビとトップタイを記録しているが、単独トップは13年6月以来5年4カ月ぶり、開局以来9回目となった。

本年度の下半期スタートとなった10月のテレビ朝日は、7日の新バラエティー「ポツンと一軒家 紹介2時間半SP」が14・0%を記録。連続ドラマは米倉涼子主演「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」が初回から15・0、18・1、15・9%、水谷豊主演「相棒season17」が17・1、17・9%、沢口靖子主演の「科捜研の女」が13・4、11・2%と、いずれも高視聴率を記録している。

スポーツもサッカー「日本代表×ウルグアイ代表」が17・0%、プロ野球日本シリーズ第1戦「広島×ソフトバンク」が12・8%と数字を押し上げた。朝帯の「羽鳥慎一モーニングショー」は第1週平均が8・9%、第2週平均が9・4%と同時間帯民放トップで弾みをつけ、1日からリニューアルスタートした「報道ステーション」も第1週の平均11・0%と好スタートを切った。