お笑いトリオ、ロバートの山本博(40)秋山竜次(40)馬場裕之(39)が29日、都内で、ロバート結成20周年公式絵本となる山本博「むちゃぶり かみしばい」(文芸社)出版記念イベントに出席した。

同作は、ネタ用に秋山から送られて来るむちゃなタイトルで、自作の物語、絵による紙芝居を3年間作り続けたきた山本の力作が収められている。

「20作品くらいたまったのに1度しかネタで見せていないモノのあったので、どうにか日の目を見せることができないか」と考えた山本は、“山本博”として文芸社「えほん大賞」に応募した。その結果、「なんの賞も取れなかったけど、出版していただきました」と話した。

「出版社から連絡が来て実際に会社に行ったら、『ロバートの山本さんだったんですね』と言われて。普通に一般人かと思われていました」と笑った。

この日、同書にも収録された「バード兄弟となめにくいハッカキャンディー」ともう1作品の読み聞かせを行った。

タイトルを考える秋山は「音で勝負。タイトルは、歩いている時とかに浮かぶ」といい、「時間を与えすぎるとおもしろくなるので、ちょうど良いころあいを見計らってお題を投げ続けて来た」と話した。囲み取材でも山本に「カントリーダンスを踊って」とむちゃぶりをした結果静まりかえる会場に、「次のタイトルは『山本博と静かな囲み取材』だな」と笑った。

山本は「子どもはもちろん、大人も、全世界の人が楽しめると思っています。何より僕が苦しんだ証しを見て欲しいです」とアピールした。