水谷豊(66)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒 season17」(水曜午後9時)の10月31日第3回の平均視聴率(関東地区)が15・6%だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は17・1%で、10月期に放送されるドラマとしてトップを記録。第2話は初回を超える17・9%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が“相棒”と事件解決に挑む人気シリーズ。4代目相棒、冠城亘を演じる反町隆史とのコンビは4年目に突入。今シーズンから特命係に浅利陽介演じる青木年男を加え、3人体制でスタートした。

第3話のゲストは森本レオ、森田順平、酒向芳、天野浩成。

人気国語辞典「千言万辞」の編集者、中西茂(天野)の刺殺体が公園で発見される。通常、辞書は有識者が分担して編さんにあたるが、「千言万辞」は言語学者の大鷹公介(森本)がほぼ1人で編んでいた。中西はこだわりが強すぎる大鷹の主幹交代を画策しており、事件当日は交代について大鷹に話をしにいく予定だったという。

中西が主幹に据えようとしたのは、共同編さん者の国島弘明(森田)。右京は国島が「第3版」だけ編さんメンバーから外れていることに気付き、大鷹と国島の関係に興味を抱くのだった。