佐々木蔵之介(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「黄昏流星群-人生折り返し、恋をした-」(木曜午後10時)の8日放送の第5話の視聴率が、6・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日分かった。前週の6・5%から0・2ポイント、アップした。

初回から7・3、7・3、6・1、6・5%だった。

人生の折り返し点が近づいた大人たちが、黄昏の空にきらめく流星のように最後の輝きを模索する大人の恋の物語。原作は1995年(平7)から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)に連載されている弘兼憲史氏(71)の漫画「黄昏流星群」。

エリート銀行マン滝沢完治(佐々木)は、入社以来仕事一筋で支店長にまでなったが、予期せぬ左遷宣告を受けて単身スイス旅行へ。そこで目黒栞(黒木瞳=58)と出会い運命の恋に落ちる。一方、滝沢の妻の真璃子(中山美穂=48)は、娘の婚約者・日野春輝(藤井流星=25)と引かれ合っていく。

第5話は、完治と栞の関係は、先へ進もうとしていた。しかし、二人で入ったホテルで、完治は娘の美咲(石川恋)と会ってしまうことに。美咲の隣には婚約者の春輝(藤井流星)ではなく完治よりも年上と思われる男(高田純次)が立っていた。その場は無言ですれ違う父娘だったが、完治は美咲のことで頭がいっぱいに。結局、栞と結ばれることが出来なかった。

出社した完治は栞と会い、昨晩の事をわびる。完治と一緒にいるだけで楽しいと答えた栞は、週末に山に連れて行って欲しいと頼んだ。完治は喜んで約束。しかし、家に帰った完治に思わぬ出来事が。美咲が春輝も一緒に家族旅行に行こうと言うのだ。完治は栞に電話して山へ行く約束をキャンセル。明るく答える栞だが、その声に完治は寂しさを感じた。

週末、春輝の運転で温泉旅行に出かける完治ら。何事もなかったかのように春輝と話す美咲に完治は苦虫をかみつぶしたかの表情を浮かべた。そして、この旅行は滝沢家の溝をさらに深めることになった。