黒木瞳(58)が7日、都内で、第1回「日本電産サンキョー ベストオルゴール賞」授賞式に出席した。

11月10日を「いい音」と読めることから新たに制定された「オルゴールの日」を記念した賞。オルゴールの似合う著名人に贈られる。

第1回の受賞者となった黒木は「光栄でうれしく思います」。オルゴールについて「目の前にあると、どんな音色がなるんだろうと音の宝石箱のような存在です」と笑みを浮かべた。

自宅に8個を所有するオルゴール好きで「1つ1つに思い入れがあります」。受賞を記念し、宝塚歌劇団時代の思い出の曲「瞳の中の宝石」を奏でる特注オルゴールを贈られると「宝塚に入った時、『黒木瞳』という名前をいただいて、(自分の名前が入る)タイトルにもグッときました。曲も歌詞も大好きです」と喜んだ。

長女が幼い頃、子守歌にしていた愛着のある曲でもあり、「その時のことを思い出します。今は私が聞いて、安らかに眠れそう」とほほ笑んだ。

授賞式では、新婚旅行先だったベネチアで購入した思い出のオルゴールも披露した。「結婚記念日に出して聞きます。でも時々忘れることもあります」と笑った。忘れると娘から厳しく指摘されるといい、「『聞きなさいよ』と言われます」と苦笑していた。