元サッカー日本代表監督西野朗(63)が7日、都内で、「BEST SHINIST AWARD 2018」授賞式に出席し、ホノルルマラソンに挑戦することを明かした。

「ある所からそういうオファーをいただいて、ずっと走ってみたいと思っていたので挑戦することにしました」と話した。「完走したその先の景色を見てみたい」と熱く語った。目標は「完走」と控えめだった。

この日、鈴木奈々(30)足立梨花(26)も登壇した。過去、ホノルルマラソンに挑戦経験のある鈴木は「私、走ったことあります。6時間半くらいかかりました」と話すと、西野は「ほとんど歩いてたんじゃないの」と笑った。だが鈴木は「30キロくらいに壁があります。ここで足を止めてしまうと後がつらくなるので、頑張ってください!」と何目線か分からないアドバイスを送った。

足立は東京マラソンの出場経験がある。「私は35キロで通過出来なかったんです。私も30キロに壁があると思います!」と口をそろえた。西野から「来年リベンジしないと」と再挑戦を進められたが、「ん~、あんまり…。マラソンは力尽きました」と笑っていた。

西野は、「ロシアW杯以降ピッチに立っていない。無所属です。サッカーに携わっているとは言えない立場なので、またピッチに立ちたいです」と話した。「(監督という)ポジションがそう空いてくるわけではないので、チャンスはあるようでないです。でも、その準備はしておきたい。走りながらいろいろ考えたいです」と語った。