稲垣吾郎(44)が10日、東京・赤坂ACTシアターで、11日初日の主演舞台「No.9-不滅の旋律-」(12月2日まで)の公開ゲネプロの前に囲み取材に応じた。15年の舞台の再演で、稲垣は波乱に満ちた苦悩の人生を送ったベートーベンを演じる。

オーストリア・ウィーンのベートーベン縁の地を旅してきたという稲垣は舞台について「いよいよという感じ。さらにパワーアップしたものをお届けできると思う」と自信を見せた。

演じるベートーベンと似ているところについて「ヒステリックなところですかね。せっかちなところとか」。草なぎ剛(44)香取慎吾(41)から「“ヒステリックゴロチ”と言われているんです」と苦笑い、「何十年も一緒にやってきているので、隠してもばれちゃいますから。家族みたいなものです」と話した。

また、取材陣からプライベートについて質問を受けると「充実しているし、楽しいです」としたが、恋愛についても「年も年だし、そういうことは大歓迎」と笑顔で答えた。

同舞台には、ヒロイン・マリア役として剛力彩芽(24)が出演している。剛力はZOZOの前澤友作社長(42)との交際が話題になっているが、剛力について「マリアは大変な役。真面目に真剣に取り組んでいる」と絶賛。交際については、「プライベートな話はあまりしていないです。役としての距離感を保ちたいので。ステージの上で心を響き合わせながら、お互いのことをいっぱい知っていけたら楽しいなと思いますね」と話した。さらに「ZOZOさんから差し入れは?」と質問を受けると、「まだ、いただいてないですけど、欲しいですね」と話した。

※なぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀